2011年4月、以前よりオリジナル家具製作の協力関係にあった鰍ウかとういす、株行船スタイル、且Rア木工所の3社の有志メンバーによって、「作り手目線の椅子作りをして、発表してみよう」と、展示会の計画がはじまりました。
今回1回目となる「いすてん」では、デザイナー2名、家具木枠職人2名、椅子張り職人2名の計6名が、これまでの反省や経験を活し、自分が今作ってみたい椅子を作るという1つの土俵の上で、約2年間試行錯誤してきました。
普段の私達のものづくりは、「市場や時代のニーズ」をもとに、コンセプトを作り出し、企画デザインし、商品化し、世の中に出していくというプロセスが圧倒的に多いです。
「自由に自分の作りたいものを作る」という発想が、モノづくりを生業とする人間にどのような意味を持たらしたのか…。
6人6様の作品をご覧いただき、それぞれの切磋琢磨の跡をお楽しみください。
いすてんは10回を一つの区切りとしており、その中で一つでも名作と呼ばれる”いす”が誕生することを期待しております。
|